鉄のフライパンを検討する必要はないのか?
2016/04/02
こんにちは、妻のミオトです。
このサイトではセラミックコートのフライパンをすすめていますが鉄のフライパンのことを書いておきます。
元々、私のフライパン選びは「ダイエット中でも低カロリーにすれば炭水化物を少しくらい食べてもOKだろ!」という発想でスタートしています。
なので油を使って料理することになる鉄のフライパンは候補には入りませんでしたが、無理にセラミック加工のフライパン、(セラフィットフュージョンなど)を選ぶ必要もありません。
もちろん鉄のフライパンにも良さがあります。むしろ、料理好きなら鉄のフライパンは料理を作っていて楽しいです。なので、自分に合うフライパンが何なのかはジックリ検討してください。
鉄のフライパンの特徴をまとめてみる
油に関して
鉄のフライパンは油で馴染めば馴染むほど、味がでてきます。油の被膜を常に残すことで食材がくっついたりすることなく、快適にフライパンが使えるようになります。
火加減に関して
鉄のフライパンは大きな火力で使うことができます。プロがお店で使うような大きな火力であっても、全く問題ありません。むしろ相性が最高です。煙が出るようなレベルの火力に耐えうるのが鉄のフライパンです。
手入れに関して
鉄のフライパンは定期的な手入れが必要です。常に油の被膜を作っておく必要があります。料理が終わっても完全に油を除去してしまってはダメです。定期的な「焼き入れ」と「油の慣らし」が必要です。
鉄分を吸収できる
鉄のフライパンだと「鉄分」を吸収できると言われています。ですが、これは「鉄分吸収量が0じゃないよ!」というレベルです。
なので、気にするレベルではないです。鉄のフライパンで鉄分が吸収がまかなえるかと言われれば無理なので、普通に食事からとるか、サプリメントからとりましょう。
重い
鉄のフライパンはやはり重いです。当然です。鉄が軽かったら鉄じゃないです。
夫のリョウイチは男なので、全く気にならないようですが、私は女なので「重い」というのは大きな減点です。
使った後にすぐ洗う、水気を拭き取か加熱処理が必要で面倒
鉄のフライパンは料理をしたらすぐにフライパンを洗わないといけません……。そらに洗ったあとの水気は拭き取るか、軽く火にかけて水気を飛ばすかをしないとないといけません。
じゃないと、錆てしまいます……。
IHに向かない
鉄のフライパンは基本的にIHでは使えません。一部使えるフライパンもあるようですが。
鉄のフライパンは大きな火力で高温の状態で使うことを大きな目的としています。だからこそ、超短時間に料理ができます。中華料理の料理ができるまでの時間は圧巻です。
IHはそこまで大きな火力になりません。
夫は鉄のフライパンを選ぼうとした
フライパン選びをスタートしたとき、夫のリョウイチは鉄のフライパンを買いたがりました。それもかなりのプッシュ状態でした。
夫のリョウイチは趣味の1つが料理だったりします。
しかも、中華がメチャクチャ好きで、テレビで見る大火力の火で作るチャーハンや酢豚に憧れていました。中華料理の特徴として具材さえ切っていれば、1つ1つの料理の調理時間はビックリするくらい短い時間でできてしまいます。
「男の料理!!!的な感じがして好きなんだ」
とのことでした。さらに、鉄のフライパンは使い込んでいくことに「味」がでるフライパンです。油の被膜を作って焼きをいれてと、夫の嗜好にあったようでした。
どっちを選ぶべきなのか?
鉄のフライパンは「油なじみ」を長所とするフライパンです。それに対してセラミックコートのフライパンは「油を敷かない」ことを長所とするフライパンです。スタートの時点で、フライパンの特徴が違いすぎます。
大火力で一気に素材の旨味を閉じ込め、焼料理を作る鉄のフライパンは料理をしていて楽しいです。
でも、「ダイエット」には1㎜も向きません。油を大量に使うのがポイントになる以上、最も避けないといけないフライパンです。
「油を敷かなくてもいいフライパンだったらヘルシーに料理ができるので少しくらい炭水化物を食べてもOK」
の理念からかけ離れたフライパンが鉄のフライパンです。
料理を純粋に楽しみたい!道具を愛着をもって扱って育てたい!という人は鉄のフライパンがオススメです。でも、ヘルシー料理が目的であれば1番選んではいけないフライパンです。
最後に
鉄のフライパンもファンの多いフライパンです。
私は「油を敷かなくていいフライパン」が基準なので鉄のフライパンは選ぶという発想がありませんでした。
でも、長く愛着をもって鉄のフライパンを育てている人はメチャクチャ多いです。
なので、「油を敷かなくてもいいフライパンを探しているわけではない」ということであれば、鉄のフライパンも検討フライパンに入れていいと思います。
夫のリョウイチはいまだに、「俺の料理作る用に鉄のフライパンを買おうかな〜?」と言っているくらいです。
なので、料理が好きだというこだわり派の人には向いているのだと思います。
私のように、あまり料理が上手ではない人は鉄のフライパンは使いこなせずに失敗すると思いますけどね(笑
とりあえず、我が家はセラフィットフュージョンで良かったですよ。